暖炉のあるマンションリノベーション見学会レポートです!

先日開催した暖炉のあるマンションリノベーション完成見学会。おかげさまで参加していただいた皆さんからは、大好評でした~!!

ご説明などに一生懸命になりすぎて、写真を全然とっていないという・・・(;^_^A

いちおう、初日は5組、2日目も5組、合計10組様がお越しくださりました~。ありがたいことです。

参加できなかった方のために雰囲気だけ一部、ご案内。今回はオーナーさんが購入した家具類も配置していますので、暮らし方とか過ごし方がとてもわかりやすいですね。

丸テーブルにカイクリスチャンセンの椅子。壁際には1960年代、デンマーク製の机。オーナーさんのセンスが素晴らしいです。

壁と天井は九一漆喰でラフに仕上げました。ムラのある表情がとてもいい・・・。黒い梁は鼠漆喰仕上げ。古民家好きなオーナーさんからの発案です。

通常は梁は白く塗り上げるのですが、この住まいで白くした場合は少々印象がぼやけていたかもしれません。いい具合に”効いて”ますね。

この住まいの一等地。ソファに座って暖炉を見ながらパシャリと撮影。ゆるく囲まれている感じがたまりません。

小上がり畳スペースが隣接するリビングは一段下げて。オーナーさんが強く希望されたウィルトンカーペットは羊毛の足触りが心地いいんですよ~。堀田カーペット製。

カーペットってダニとかホコリを気にする方もいますが、カーペットが原因、というのはちょっと違っているんですよねぇ・・・。

参考までに堀田カーペットさんのブログ見てください~。

「カーペットがアレルギーの原因はウソ。実はホコリが舞いにくいカーペット」

ちなみにカーペットよりもフローリングの床の方がホコリが浮遊している、となってるんですが、そのあたりは大阪で活躍している藏家さんのブログでも解説しているのでよかったらこちらもどうぞ~。

「無垢の杉フローリングだと埃が舞わない?」

この空間は本当に居心地よくて、来場した方もソファに座ったり、畳に正座したり、縁側部分で腰掛けたりと思い思いにいろんな場所でゆったりと過ごしてました。

とにかく「何もせずにただ過ごす」ということがこの上なく楽しい住まいですね。

柱にもたれて本を読むのもいいですよ~。ちょっとモデルの仲田の重量感が残念ですが(泣)・・・

参考までに夜の雰囲気も少しだけ。写真だと本当の明かりの感じではないんですが、主に過ごす場所では天井からの照明が一切ない計画になっています。

暗いのでは?と思うかもしれませんが、これ、過ごしているうちに、その暗さに慣れてきます。

慣れる、というのはこの明かりで過ごすことの方が心地がいいと感じる意味で。通常の蛍光灯的な照明の明るさが明るすぎて、かえって不自然に感じるような感覚になるんです。

もちろん、人によってはこれは暗い、という空間なのですが、個人的にはものすごく落ち着きましたね。

こういう感覚で計画すると住まいでの過ごし方が本当に大きく変わると思います。

すべてが柔らかい、優しい、という雰囲気。いいなぁ~。

暖炉スペースで炎が揺らめいています。これはエコスマートファイヤというバイオエタノールを使った暖房器具。

見学会2日目は最高気温が10℃くらいだったのですが、これだけで十分な暖かさが得られました。

火って飽きずに見てられますね。

タタミスペースにはグッと低くした照明。感覚的に低くして遊ぶ感じでしたが、読書灯の用途にもなりました。

こんな読書はちょっと贅沢な気がしますね。

少しだけですが、全体の雰囲気を中心に、今回の住まいについて少しだけお届けさせていただきました!

見学会では平面図を見せながら、「平面図を見るだけではこの住まいの魅力、豊かさを想像することはできないですよね~」とお伝えしてました。

皆さん、一様に、図面だけでは無理!っとおっしゃっていましたね。やはり空間の質感、広さ感、感じる印象などは体感しないとわからないんですね。

皆さんからは「マンションリノベーションでここまでできるとは思わなかった!」という意味合いの感想をいただきました。素直に、嬉しかったですね~。

ちょっとマニアックさが強い住まいではあったのですが、こんな豊かな暮らし方ができる住まいができるのがマンションリノベーションの魅力の一つでもありますね!

春先にも見学会を開催する予定ですのでご期待くださいませ~~!!