暮らしにくいマンションの間取り

新築、中古問わずマンションの間取りって本当に暮らしにくいなぁ・・・と思います。具体的にどう暮らしにくいのか?下図は約75㎡の中古マンションの間取り図。よくある南北に細長い代表的な計画ですね。

水色の部分が収納スペース。マンションの収納量は中古に限らず基本的に少ない

仮に4人家族が暮らすとしたら、いくらモノを少なくしたとしても基本的な収納量が少なすぎます。そのため仕方なくリビングや各部屋に整理タンスやカラーボックスのような収納物を置くことになります。そうなるとその分、部屋が狭くもなるし、雑然とした雰囲気にもなってきます。

その他にも、玄関スペースがかなり狭いので収納量もわずかだったり、掃除機をしまう場所に困ったり、実際に暮らすことを考えると、自動的にモノがあふれる住まいになってしまっているのです。

そして実際の使い方をあまり考えずに計画しているのがキッチン。上のプランはちょっと変わっていて、洗面脱衣室がキッチンからも出入りできるようになっていてなんとなく動線を考慮した感じになっています。でもこれはイメージだけで、使い勝手がとても悪いキッチンです。

キッチン背面に出入り口があることで食器棚、レンジなどの家電品、食品の買い置きスペース、といったキッチンに当たり前に必要な要素の設置スペースのことを何も考えていません。

「でも普通はキッチンの背面に出入口などないので、その分スペースが増えるから大丈夫では?」と思うかもしれません。それでも足りません。下の写真のように食器棚をダイニング側に設置するなどしないと必要なスペースを確保することは困難なのです。

食器棚はキッチン背面に置くスペースがないのでダイニング側に置くことに・・・。かなり使いにくくなってしまいます。

もう少し面積が大きかったり、南北に長くないタイプのマンションだったりすると間取りもずいぶん変わりますが、それでも基本的には収納が少なく、キッチン周りが使いにくい、というプランが多いです。

このような状況ではリフォームで新しいキッチンに変えたとしても、本質的な使いにくさを改善することは非常に難しい・・・。非常に残念なのですが、たぶん、工事完了直後は壁紙や設備が新しくきれいになってよかった!と、満足度も高いのですが、暮らし始めてからその使いにくさに気付くことになると思うのです・・・。

マンションのこのような欠点を解決するためには、暮らすことを強くイメージして、動線や使い方を工夫したプランを計画することが大切です。

そんな工夫がされている具体的な事例として5つのリノベーションのビフォーアフターを掲載したガイドブックがあります。

物件のパターンが違っていたり、リノベーションの手法が違っていて「リノベーションにはこんな可能性があるんだ!」と感じて頂けると思います。興味のある方は下記のフォームに必要事項を入力の上、ご請求ください。

よいリノベーションプランは実際の広さ以上の開放感と使いやすい住まいになります

 

ガイドブックをご希望の方はこちらから!

 

<関東圏、関西圏など、弊社が対応できないエリアの方へ>

私たちはとても小さな会社なんですが、なぜか全国各地から資料請求をいただいています。特に、関東圏、関西圏の方が多い印象です。ありがたいことです。

ただ、せっかくお問い合わせをいただいても、弊社の対応エリアは、事務所から1時間ちょっと以内で行ける範囲を目安としています。

なので、資料を送ったとしても、お力になることはできないんですね・・・。また2020年12月の時点ですが、お問合せの数がかなり多くなっています。

できればお送りしたいところなのですが、さすがに多すぎる状況で、在庫もすぐに少なくなりますし、業務への負担も気になっているところです・・・。

基本的にはリノベーションできるエリアの方に優先してお送りしている資料ですので、大変申し訳ないのですが、今後、エリア外の方にはお送りすることを控えさせていただきます。ご理解いただけますと幸いです。

 

代わりと言っては何ですが、マンションリノベーションについての様々な情報をメールマガジンで発信してます。これからリノベーションをする上ではいろいろと参考になると思います。

よかったら下記から登録してみてくださいね。

 

メルマガを読んでみたい方はこちらをクリック!