パソコンカウンターがあることで、奥のリビングとダイニングがゆるく仕切られる。狭さを感じにくい。

リビングからダイニング方向。視線の抜けがあるので、面積以上に広く感じる。左側が東面で、南面していないが、家の中はかなり明るい。

TVボードの裏は小上がり畳スペース。壁で完全に閉じないことで、小上がりの狭さは感じにくいし、リビングからは視線が抜けて広く感じる。右壁面はすべてクローゼット。

小上がり畳の下はすべて収納。壁面にも収納棚。コンパクトなので可能な限り棚収納を計画。

リビング窓下には可動収納棚。窓上には室内干しも。

洗面脱衣スペースは室内干しも兼ねるのでかなり広め。南東角の一番いい場所に配置。

キッチンは独立したスペースにあるのでLDがすっきり。壁面はタイルとモルタル仕上げの併用。背面カウンターには有孔ボードパネル。壁掛けフックでカスタマイズして使う。

玄関部は引き戸で仕切るように計画。

仕切ることで暑さ、寒さの影響を小さくできる。

奥の土間収納部は配管スペースのためにウッドデッキ材でかさ上げ。取り外してメンテナンスも可能。左手前はベンチで靴を履いたり、ちょっとした物を置いたりと便利。

今回の物件は南に面していません。バルコニーは東向きです。それでも東からの採光がたっぷり入るので、室内はかなり明るい空間です。南向きでなくても明るさを確保することは十分可能なんですね。

注意点は温熱環境。冬はあたたかな日射熱の取り込みが弱くなり、夏は午前中から日射熱が入り込みます。遮光タイプのハニカムなどを併用するなど工夫が必要になります。

また今回はよく提案している回遊動線を採用していませんが、ダイニングを中心として非常にアクセスがしやすい計画です。

60㎡を切る面積ながら、視線の抜けが非常にあるので、変な窮屈さは感じません。

なんとなく一般的ではない感じがするかもしれませんが、ダイニングとリビングの間にわざわざ造作でパソコンカウンターを設置しました。

これがなければ空間としては単純に広く使える感じにはなりますが、暮らし始めると雑然となり勝ちです。これがある方が暮らしやすいですね。

水回りの配置の都合もあって南東側に室内干し兼用の洗面脱衣室を配置しましたら、これが非常にいい計画でした。

視線の抜けもあるようにダイニングとつながっていることで全体が広く感じるし、かなり明るい。南に面していない住まいとは思えないほど明るいです。

コンパクトな住まいでも快適に暮らせるいい事例です。